奈良市押熊町の耳鼻咽喉科なら、おしくま耳鼻咽喉科|耳、鼻、咽喉を中心にめまいの治療もおこなっています

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当院のこだわり

薬の使い方、治療をすることのメリット・デメリットなども含めてしっかりと説明していきます

忙しいときであっても、薬の飲み方など伝えるべきことはしっかり伝えることを心がけて診療しています。めまいの症状にお悩みの患者さんに対しては、できる限り原因を突き止めて、症状改善を目指します。

めまいの診療に力を入れることになった経緯
教授のすすめがきっかけでめまいの基礎研究や診療に携わってきました

臨床研修医になって2年目のときに、教授からすすめられたことがきっかけでめまいの分野に携わりました。その後、解剖学教室で4年間めまいの基礎研究をおこない学位を取得しました。

結婚して妊娠・出産し、体調が戻らずお休みをいただいていたのですが、復職をすすめられました。子どもがいることも考慮してくださり、当直のない国立循環器病研究センターに出向となりました。そこでは耳鼻咽喉科では診ることができない中枢性のめまいに携わりました。環境を整えていただいたという自然の導きもあって、めまいに関わってこられたと感じています。

診療の際に心がけていること
忙しいときであっても、説明すべきことはしっかりとお話しします

しっかりと説明をおこなうことを心がけています。忙しいときであっても薬の使い方や飲み方など、伝えなければならないことはしっかりとお伝えするようにしています。また、患者さんの生活リズムなどで、どうしても指定どおりに薬が飲めないときなどは、「こういう風に飲んでも大丈夫ですよ」というような説明もしています。また、患者さんが診察室を出られてから気付いたことがある場合は、メモに書いてスタッフに渡し、受付で伝えてもらいます。症状が改善した患者さんに対しては、病気の予防法などもお伝えしています。

手術などでほかの医療機関を紹介するときも、治療を受けることでどれくらいの改善が見込めるか、再発のリスクなど、メリットとデメリットを含めて説明します。これは「治療を受けたのにこんなはずじゃなかった」と思っていただきたくないからです。ほかにも、がんの場合は「聞きたいことはメモに書いて、見ながら質問したり提示したりすると良いですよ」とアドバイスもします。

お子さんの診療で心がけていること
子どもに関わる一人の大人として、親御さんにも寄り添います

診療中に「口を開けたくない」と診させてくれなかったり、親御さんに八つ当たりしてしまったりするお子さんもいます。そういうときは「あなたもお母さんも悪くない、たまたま病気になってしまった」「嫌なことでも頑張らなきゃいけないときがあるんだよ」と諭すようにしています。これは医師としての立場からではなく、子どもに関わる一人の大人として言うようにしています。

子どもは地域で育てるものだと思いますし、もちろん医師としては診療に関してやるべきことはやらないといけません。また、親御さんも実際、嫌がる子どもへどう接したらいいのか、悩んでいる部分もあるかと思います。嫌なことも頑張ることを学ぶこと、子どもが嫌がっていても頑張らせること。そのきっかけにしていただければ幸いです。

しっかりと伝えると、次の診療ではできているお子さんもいます。私自身の子育て経験からも、親御さんとともにお子さんの成長を見守り続けたいと考えています。

めまいの診療について
できる限り原因を突き止めてお伝えし、症状の改善を目指します

めまいの原因がどこにあるのかを調べ、患者さんにしっかりと説明します。これは、一度強いめまいを経験した方が、ちょっとした体のふらつきでもめまいと結びつけてしまい、長い期間症状に苦しんでしまうケースがあるからです。筋力の低下や腰痛・肩こりによるもの、脊椎の問題かどうかなど、重心動揺計で検査をし、原因を見つけてアドバイスできたらと考えています。

原因が分かることで納得し、症状が改善する患者さんもいます。その一方で耳鼻咽喉科でも内科でも原因が見つからないと言われてしまい、さまざまな医療機関を受診し続ける「ドクターショッピング」に走る方もいます。行き場をなくしてしまった患者さんの手助けになることができればと思います。

院内感染の予防について
レントゲン室や車でお待ちいただき、院内感染の予防につなげています

まず、熱がある場合は伝えていただいています。そして、感染症の疑いがありマスクを使用していない患者さんには、その場でお渡しして装着してもらうようにお願いします。ほかにも、レントゲン室などで待っていただくなど、院内感染の予防には配慮しています。

お車で来院される患者さんが多いので、インフルエンザなどが流行する季節は車で待っていただくこともあります。携帯電話の番号や車のナンバーをお聞きして、順番が来た際に車まで知らせに行くか電話で伝えるかしています。